こんにちは。つっちーです。簡単な経歴はこんな感じです↓
・機械、IT系の弁理士 ・大規模特許事務所、中規模特許事務所を経験 ・知財業界でのキャリア相談を受付けてます →キャリア相談ある方はTwitterでDMください https://twitter.com/messages
・知財専門の転職エージェントはいくつかあるけど、どこを選べばいいかわからない
・リーガルジョブボードってよく聞くけど、いいサービスなの?
・知財業界の情報を効率的に収集したい
今回はこんな↑ギモンにお答えします。
私の職歴はこんな感じです。
- 日系大手メーカー(JTC)技術者
- 大手特許事務所
- ITエンタメ系ベンチャー
- 中小特許事務所(←イマココで勤務弁理士)
今の特許事務所に転職するとき、リーガルジョブボードの転職エージェントサービスを活用して転職しました。
また、リーガルジョブボードのエージェントは、転職後も、その後働きやすいかヒアリングしてくれたりして交流しているので、リーガルジョブボードについては結構詳しくなってきてます。
この記事を読めば、
- リーガルジョブボードの強み・弱み
- どんな求職者におすすめのサービスか
が、明確になります。
【弁理士】リーガルジョブボードの仕組み
リーガルジョブボードは、士業専門の求人サイトです。
特に、弁理士、司法書士、弁護士などの求人数が多いです。
リーガルジョブボードでは、
- 直接応募求人(ダイレクトリクルーティング)
- エージェント求人(転職エージェントサービス)
の2つの求人があります。
直接応募求人
求人先(特許事務所、企業)とウェブ上で直接メッセージを交わして、転職活動を進めることができます。
公開求人(事務所名・企業名を明示している求人)のみ、導入しており、非公開求人には応募することができません。
直接応募の大きなメリットは↓の2つです
- 求人先(特許事務所、企業)と直接やりとりができるので、スピーディーにやりとりできる
- エージェント経由よりも求人先の採用コストが低いので、選考のハードルが下がる場合がある
求人先とのアナタの間にエージェントが入ってくれないので、交渉なども自分でしなければならないことはデメリットです。
エージェント求人
転職エージェントがアナタと求人先の間に入ってくれて色々やりとりしてくれたり、交渉してくれたりします。
転職エージェントは、まず求職者の要望や経歴をヒアリングし、それに見合った求人を紹介してくれます。
- 入社後のミスマッチやギャップが少なくなる
- 求人先と給与などを交渉してくれる
- 残業時間など聞きにくいことも求人先に聞いてくれる
- キャリア相談にのってくれる
など、エージェントを使うには多くのメリットがあります。
エージェントは、普段から特許事務所の経営層クラスとやりとりしているので、
- 特許事務所の雰囲気
- 求人先がどんな人材を求めているか
の肌感があるため、ミスマッチや入社後のギャップが少なくなります。
- どうやって転職活動を進めていいかわからない
- 特許事務所の情報が少ないので情報を集めたい
- 自分に合う求人先がわからない、見つからない
という方は、直接応募でなく、エージェント求人の方をおすすめします。
転職エージェントを活用するメリットはこちらの記事に詳しく書いてるので、興味ある方は参考にしてみてください。
【弁理士】リーガルジョブボードの強み
WEB上の情報&リーガルジョブボードのエージェントに直接聞いた内容をもとに、リーガルジョブボードの強みをまとめてみました
- 特許事務所の求人数が他のサービスと比べて圧倒的に多い
- エージェントの専門性が高い
- サポート体制が充実している
- 優良特許事務所を紹介できる
- 非公開求人を豊富に取り揃えている
順に解説していきます。
特許事務所の求人数が圧倒的に多い
リーガルジョブボードは、知財業界のエージェント会社の中でも、特許事務所の求人に振り切っているので、特許事務所の求人数はトップクラスに多いです。
特許事務所への転職に興味がある人は、まず利用した方がいいサービスです。
エージェントの専門性が高い
知財業界に特化している上、特にその中でも特許事務所に特化しており、
リーガルジョブボードのエージェントは特許事務所のことを良く知っています。
さらに、エージェントごとに得意分野もあるそうです。
- 特許事務所の機械系の求人に特化
- 特許事務所の電気・IT系の求人に特化
- 特許事務所の化学・バイオ系の求人に特化
- 特許事務所の特許事務の求人に特化
ここまで専門性があるのはリーガルジョブボードだけです。
専門性が極めて高い分、質の高いコンサルティングができ、特許事務所とのミスマッチが少なくなる可能性が高いということになります。
サポート体制が充実している
一般的に、大企業のエージェント会社は、エージェントの役割が以下のように分かれています
- キャリアアドバイザー(CA)
- リクルーティングアドバイザー(RA)
転職希望者に対してキャリアコンサルティングを行うのがCA(=キャリアアドバイザー)です。
キャリアアドバイザーは「対個人(toC)」の業務を行うため、イメージしやすいでしょう。
一方、RA(=リクルーティングアドバイザー)は、法人営業の担当者です。
つまり会社や特許事務所側に立ち、法人が求める人材をヒアリングし、法人に提案する役割です。
大企業の場合、CAとRAが分業制になっていることが多いですが、
ベンチャーや中小企業など規模が小さい会社はCAとRAが兼業制になっているところが多いです。
リーガルジョブボードの運営母体である株式会社Willcoは10年ほど前に立ち上がったベンチャー企業であり、CAとRAが兼業制になっています。
法人(特許事務所)にも詳しいエージェントがキャリアコンサルティングをしたり、求人を見つけてくれたりするため、法人側とのミスマッチが少なく質の高いサポートを受けることができる可能性が高いというわけです。
優良事務所を紹介できる
大手特許事務所というのは、比較的目に留まりやすいですが、
中規模でひっそりやってる特許事務所の中には、優良事務所であってもPRが苦手な事務所があります。
そのような知る人ぞ知る優良事務所の案件をエージェントが持ってきてくれる場合もあります。
ひっそりとやってる優良事務所を見つけるのは至難の業なので、エージェントを使う大きなメリットといえます。
非公開求人を豊富に取り揃えている
求人先(企業、特許事務所)には、公開求人と非公開求人があります。
なぜ非公開求人があるのか?ということですが、
求人先には↓のような事情がある場合があるためです。
- 重要ポジションが空いたことを競合に知られたくない
- 求人を募集していることを従業員にしられたくない
エージェントを使うことで、WEB上では公開されていない優良求人を紹介してもらえる場合もあります。
【弁理士】リーガルジョブボードの弱み
リーガルジョブボードには↓のような弱みもあります。
- 企業知財案件が少ない
- サービスからまだ間もない
順に説明していきます。
企業知財案件が少ない
特許事務所に比べて、企業知財の求人案件はまだまだ少ないです。
特に大企業の企業知財の求人案件はどうしても他の転職エージェント会社に負けています。
などの老舗の知財専門のエージェント会社は、大企業と長いお付き合いをしているので、大企業の企業知財案件を豊富に揃えているんですが、
新興企業のリーガルジョブボード(株式会社Willco)は、まだまだ大企業の企業知財の求人数は少ないみたいです。
しかし、中小企業やベンチャー企業などの案件は、まぁまぁあるみたいなので、
規模の小さい知財部を希望する人はエージェントに聞いてみるといいでしょう。
サービス開始からまだ間もない
リーガルジョブボードのサービスは2016年ごろ開始したので、
他の老舗の知財転職サービス会社と比べるとまだまだ歴史が浅いということはいえます。
勢いはあるとはいえ、安定感では他の会社とはやや劣ります。
ですが、Willcoの会社の財務状況も安定しているため、そんなに大きなデメリットとはいえません。
こんな人にリーガルジョブボードはおすすめ!
以下のような人にはかなりおススメです↓
- 特許事務所に興味ある人
- 中小・ベンチャー企業の知財部に興味ある人
- 未経験で特許事務所に転職したい人
- 特許事務所か企業知財か迷っている人
- 特許事務の求人を出して欲しい人
とにかく、特許事務所の転職にはかなり強いので、特許事務所への転職を考えている人は絶対に登録しておいた方がいいです。
リーガルジョブボードの登録方法
リーガルジョブボードへの登録は、こちらのサイトから無料で2~3分ほどで簡単に登録できます。
ステップ①
こちらのURLをクリックすると、以下のような画面がでるので、「登録する(無料)」(画面の赤枠部)をクリック。
ステップ②
名前、生年月日などの必要事項を入力し、末尾の「登録する」をクリックしたら完了です。
その後、入力したメールアドレス・電話番号宛にエージェントから連絡がきます。
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