弁理士試験の勉強方法【初心者向け】

弁理士試験
弁理士試験の勉強方に興味ある人
弁理士試験の勉強方に興味ある人

・弁理士試験を受けようと思うけど、まず何からはじめていいかわからない

・弁理士試験は独学ではだめなの?
・おすすめの予備校が知りたい

こんにちは。理系人の働き方研究所のつっちーです。今回はこんな↑お悩みにお答えします。

私の経歴はこんな感じです。

  • 日系大手メーカー(JTC)技術者
  • 大手特許事務所
  • ITエンタメ系ベンチャー
  • 中小特許事務所(←イマココで勤務弁理士)

今回は、弁理士試験の受験の考えているけど、まず何からはじめていいかわからないという方向けに記事を書いていきたいと思います。

独学か?受験機関(予備校)か?

結論、受験機関(予備校)を活用した方が絶対いいです。

もちろん、独学で弁理士試験に合格した方はいますがかなりのレアケースであり、私や知り合いの弁理士を含め、ほとんどの合格者は予備校を使ってます。

資格試験に相当自信のある方や、金銭的に本当に難しい方を除き、独学はおすすめしません。

弁理士試験の最近の最終合格率は、6~10%で、もしかしたら意外と合格率が高いと思うかもしれませんが、母集団の属性が他の国家試験とは少し違います。

弁理士試験の母集団は、勉強が得意な理系人材が約8割を占めており、東大生とかでも普通にバンバン落ちている試験です。

なので繰り返しにはなりますが、独学で勉強するより、弁理士試験のプロ講師のやり方をしっかりと教わった方が絶対良いです。

逆にプロにしっかり教われば、誰でも合格の可能性は十分にあります。

予備校の選定基準は?

予備校の選定基準としては以下のような要素があります。

  • 費用
  • コンテンツ(通学かオンラインかなど)
  • 講師

安いからという理由だけで予備校を選ばない方が絶対いいです。

確かにお金は惜しいかもしれませんが、タフな試験なので、時間をお金で買うという意味でも投資できる人はお金を惜しまない方がいいです。

あくまで、最短で弁理士試験に合格するにはどこの予備校が適切か?という観点で選んでください。

苦労する時間は絶対に短い方がいいです。

弁理士試験合格までのロードマップ

弁理士試験合格までにざっくり以下のステップがあります。

  1. 予備校を選ぶ
  2. 講座(講師)を選ぶ
  3. 講師の言うことを信じて、言われたことを素直に実行する

予備校を選ぶ

まず予備校を選びましょう。

こちらの記事で、弁理士試験のおすすめの予備校について解説してます。

最近では、弁理士試験の講師の方でSNS(Twitter、YouTube)で発信されている方も増えているので、この講師から学びたい!という文脈から予備校を選んでもいいと思います。

講座(講師)を選ぶ

次に講座を選びましょう。どこの予備校でも、大抵初学者向けのコースがありので、初学者の方はそのようなコースを選びましょう。

※ちなみにLECの場合は、1年合格ベーシックコースという初学者向けのコースがあります。

なお、講師を選べる場合は、アナタと相性の合う講師を必ず選びましょう。

講師との相性は非常に重要です。

なぜならば、基本的に1年程度は選んだ講師の講義をずっと受けていくことになります。

講師との相性が微妙だと、勉強を続けていくのがツラくなります。

例えば、私は熱血闘魂系の講師に教わりましたが、体育会系が苦手な人は苦痛で、継続するのが困難だったでしょう笑。

このように、各講師のカラーがあるので、どの講師についていくかは慎重に見定める必要があります。

講師の選び方の目安として

  • 合格者輩出の実績
  • 話し方とか雰囲気、人となり

が、あります。

無料体験受講ができる予備校も多いので、講師を選ぶのに迷う場合は、無料で1講座だけ受講してみて、どんな講師か雰囲気をつかむといいでしょう。

講師の言うことを信じて、言われたことを素直に実行する

講座(講師)を選んだら、後はその講師を信じて、言われたことを実行していくだけです。

  • こんな勉強方法で本当に大丈夫?
  • こんなに暗記しなきゃいけないの?
  • これをやったら本当に合格に近づくの?
  • もっといい勉強方法があるんじゃないの?

このような雑念は受験勉強の邪魔になるので、自分が一度選んだ講師を信じて、素直についていきましょう。

講師は弁理士試験勉強のプロなので、あまり懐疑的にならず、素直についていくのがいいと思います。

LECを選ぶ人へ(経験談)

私は予備校としてLECを選びましたので、その経験をシェアしていきます。

LECを選んだ理由

LECを選んだ理由としては、

  • 合格者の実績がダントツ
  • 通学制だったので、受験仲間からいい影響を受けてモチベーションを維持できると思った
  • 受講料が高いから絶対に元を取ってやるというモチベーションが働くと思った笑

LECの合格者の実績は圧倒的で、自分と周りの弁理士を見ても、少なくとも合格者の3人に2人以上はLEC出身のイメージです。

また、都市圏に住んでいたため、通学しやすく、勉強のモチベーションの維持にも効果的だと思って通学制を導入しているLECを選びました。

ちゃんと計算していませんが、LECには6年間で合計100万円くらい課金したと思います笑。絶対元をとってやる!!というモチベーションで勉強してました笑。

具体的にどのように勉強開始したか

初学者向けのベーシックコース(現在の1年合格ベーシックコースに相当)を申し込みました。

またそれとは別に、論文試験用の”Lゼミ”というゼミも受講してました。必須論文試験合格に非常に役立ったので、LECを選ばれる方で論文試験対策を考えている方は、”Lゼミ”を受講することをおすすめします。

その他

実は、私は合格まで合計3人の講師から教わりました(ベーシックコースは○○先生、Lゼミは○○先生と○○先生)。

その経験から、できれば一気通貫で同じ先生に教えてもらった方がいいと思ってます(先生によって教え方が全然違うので混乱する)。

色々あって、Lゼミは初年度と次年度で違う先生に教わりました(初年度の先生選びに失敗し(相性が微妙でした)、次年度に違う先生に変えました)。

先生を変えてから論文試験に合格できました。この経験から講師選びはほんとに大事だと思ってます。

最後に

弁理士試験の勉強を開始される方、既に開始されている方はほんとに応援しています。

弁理士試験や知財業界について聞きたいことがあれば、Twitterやこのブログの「お問い合わせ」経由で連絡もらえれば、お答えします(記事書きます)。

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